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カテゴリ:読書

ベストセラーや注目の話題作を天晴本舗編集室スタッフが読み、率直な感想を書きたいように書いてみました。なので時に、辛口コメントが混じったりしちゃうかも!? 月間ランキング ベスト10の中から選んだ本と新刊、勝木書店のスタッフが教える“実は売れている本” の計6冊を毎月ご紹介します。

週間ランキング
(11月18日~11月25日勝木書店調べ)

1位 マスカレード・ナイト
2位陸王
3位 生きていくあなたへ 105歳どうしても遺したかった言葉
4位 孤独のすすめ 人生後半の生き方
5位 アナログ
6位 ざんねんないきもの事典
7位 世界一美味しい煮卵の作り方
   家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ
8位 せつない動物図鑑
9位 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」
10位 頭に来てもアホとは戦うな!

【ベスト10位】
頭に来てもアホとは戦うな!
田村 耕太郎 著
朝日新聞出版
¥1,404(税込)
自己啓発本の中には、ありきたりな内容で何の役にも立たないような本があります。この本も序盤は、当たり前のことを書き連ねているだけだと感じました。しかし、第三章の途中、「2年間売上ゼロの私が、全社で1位になれた理由」ここから印象が変わっていきました。いかに優秀な人材でも、ビジネス経験のない人間(著者)に会社を売れ(当時M&Aを担当していた)と言われても、成績はでません。そんな状況の中で、営業成績1位になるにはどうすればいいのか?答えにつながるヒントがあります。ある程度、社会人の経験を積んでいくと分かる内容かもしれませんが、社会人経験が浅い方には、とても参考になる内容です。

【新 刊】
バカ論
ビートたけし 著
新潮新書
¥778(税込)

バカ論というなんともストレートなタイトル。
政治問題や国際情勢、芸能ニュースまでいろんなものを、ぶった切ってます。読んでいてたけしさんの声が聞こえてきそう。他の誰かがこんな発言をすると、すぐに炎上するのでしょうが、たけしさんだから、笑って許されます。さらに、タモリさん、所さん、さんまさん、鶴瓶さんについても語っています。テレビの黄金期を築いた大御所にも毒舌です。これもたけしさんならでは。下ネタもありますが、学ぶ部分も大いにあります。江戸っ子の粋な部分は見習うべきところだなと感じました。

【新 刊】
医者が教える食事術最強の教科書
~20万人を診てわかった
医学的に正しい食べ方68~
牧田 善二 著
ダイヤモンド社
¥1,620(税込)

血糖値が健康管理の最大のカギであり、糖質制限と併用して長生きする体を作ろう!という内容が、たくさんの食べ方と共に紹介されています。美味しいものを食べたいときに食べるという考え方はもう古く、果物は朝しか食べない、夜は炭水化物を食べない、加工肉は絶対食べてはいけないなど、様々な制約のもと、考えて食べなければなりません。しかし、自分の身を守るとはいえ、完璧に実行できる人がいるとは到底思えませんが…。毎日料理を作る私でさ無理だと悟りました。いささか怪しさもありましたが、勉強になったことも多々ありました。これからは、大豆・酢・海藻・キノコを積極的に食べようと思います。

【新 刊】
紙の魔術師
チャーリー・N・ホームバーグ 著
原島 文世 訳
ハヤカワ文庫
¥864(税込)

紙を折って魔法を使う…というと我々の身近な折り紙があり、個人的に外国っぽいファンタジーの世界に慣れ親しんでいるのもあり、
外国文学ということを忘れて読了しました。
主人公のシオニーは割となんでもできる子なので、その分物語の軸は彼女の師匠への気持ちや、師匠の周りの人間関係にあるように感じました。バトル描写や痛々しい場面もあり、予想よりはハードな物語でした。三部作ということで、次回も楽しみです。

【新 刊】
僕はロボットごしの君に恋をする
山田 悠介 著
河出書房新社
¥1,080(税込)

以前に書店でアニメPVを見て、気になっていました。
2060年の東京。三度目の東京オリンピックの開催が迫る中、人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進められます。
著者の作品は初めて読んだのですが、期待しすぎたかな…という印象でした。もしくは、私がもっと若かったら楽しめたのかもしれません。内容や内面的なテーマに少々物足りなさを感じました。登場人物も全く救われていないのがまた悲しい。ハッピーエンドが好きな私には、辛いエンディングでした。

読書好きにおススメ!
勝木書店のスタッフが教える
“この本実は、売れています!”

キラキラ共和国
小川 糸 著
幻冬舎
¥1,512(税込)

本屋大賞にも選ばれた『ツバキ文具店』の続編です。主人公の鳩子さんがみつろーさんと結婚をしてQPちゃんのお母さんになりました。いかにも身近で起こりそうなエピソードを3人の家族に絡めながら展開していくストーリーはただの心温まるお話ではなくて、読者をぐいぐいと主人公たちの住んでいる、鎌倉ワールドに引きずり込んでいきます。主人公やほかの登場人物を密かに案じている、ご近所づきあいの「私」がそこに居るのです。すぐに続編を読みたくなるこの1冊を、ぜひお楽しみください。

勝木書店さん、天晴本舗編集室おすすめの6冊ご紹介。

掲載内容は2017年12月号の取材・発刊時のものです。


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