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カテゴリ:読書

ベストセラーや注目の話題作を天晴本舗編集室スタッフが読み、率直な感想を書きたいように書いてみました。なので時に、辛口コメントが混じったりしちゃうかも!? 月間ランキング ベスト10の中から選んだ本と新刊、勝木書店のスタッフが教える“実は売れている本” の計5冊を毎月ご紹介します。

週間ランキング
(4月15日~4月22日勝木書店調べ)

1位 いのちの車窓から
2位 九十歳。何がめでたい
3位 素敵な日本人 東野圭吾短編集
4位 か「」く「」し「」ご「」と「
5位 おしりたんてい かいとうVSたんてい
6位 応仁の乱
7位 君の膵臓をたべたい
8位 儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
9位 自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ
10位 魂の道標

【ベスト1位】
いのちの車窓から
星野 源 著
角川グループ
¥1,296(税込)

はじめて星野源さんの書籍を手に取りましたが、残念なことに期待以上ではなかったのが率直な感想。さらに星野源さんの基礎知識(2012年にくも膜下出血で倒れて)がないと、おそらくまるで面白くない。こんな風に書くとアンチと思われるでしょうが、ドラマ「逃げ恥」と主題歌「恋」でブレイクする以前から星野さんの曲は聴いていて、いいな。と思っていました。「くだらないの中に」等々。本書では、大ヒットした「恋」をはじめとする楽曲制作の裏側や、日常が綴られています。面白味はないのですが、この普通さが受けている理由とすれば、このノリが良いのですよね。当然ですが、星野源さんに興味のある方には、知れて良かった!という内容満載の一冊です。

【ベスト3位】
素敵な日本人
東野圭吾短編集
東野 圭吾 著
光文社
¥1,404(税込)

東野圭吾は初めて読みました。一編の前半と後半で雰囲気がぱっきり分かれていて、前半は軽く読み進められるのですが、後半から一気に読む速度があがります。話によっては現実的な世界にありながら現実離れしたような設定もありますが、面白く読めました。タイトルの素敵な日本人に関しては、皮肉も込めての”素敵”かなと。日本人に関しても、私のこじつけのような解釈ですが、そういうとこか~と理解しました。

【ベスト4位】
か「」く「」し「」ご「」と「
住野 よる 著
新潮社
¥1,512(税込)

5章構成で、5人それぞれの視点で物語が展開していきます。その5人がみんなには隠している、ちょっとだけ不思議な力。少し不思議だけれど、心地いい青春ストーリーです。その不思議な力が写し出す、それぞれのもどかしい想いが上手く描写されています。どのキャラクターも心の動きの機微が丁寧に描かれているのが伝わってくるのでとても共感しやすいです。誰もが誰かを想いやって生きている、そんなことを再認識させてくれる優しい一冊です。

【新 刊】
営繕さんの幸せドリル
あなたのそばにいる会社の”神さま”
さとうみつろう 著
小学館
¥1,500(税込)

とある会社を舞台に、中間管理職である主人公が抱える悩みを”営繕さん”が次々と解決する小説仕立ての長編ストーリー。ある日、何気なく「部下が協力してくれないんですよね」と、営繕さん(会社の雑用係)に相談した主人公。すると、まるで生き字引から名言を聞いたような、納得の回答に心を打たれた主人公は、そこから事あるごとに営繕さんに知恵を求めます。営繕さんは掃除のおばちゃんや警備員、食堂のおばちゃんなど…様々。心が軽くなるような温かくて面白い一冊です。30代~40代のサラリーマンの方が読むと、出世できるかもしれませんよ。

読書好きにおススメ!
勝木書店のスタッフが教える
“この本実は、売れています!”

こころの匙加減
高橋 幸枝 著
飛鳥新社
¥1,188(税込)

歳を重ねてくると、どうしても無理が利かなくなり、自分が頭の中で描く「自分のイメージ」と現実とのギャップに落胆したり、苦しんだりすることになります。まだ60歳にも達していない私がそういう状況なのに、100歳の著者のなんと軽やかなことでしょう。私に一番響いたのは「1ミリでも誰かのお役に立っているか」という1章。そうか、いくつになっても人と関わり、人のために何かをすることが人を輝かせるんですね。

勝木書店さん、天晴本舗編集室おすすめの6冊ご紹介。


掲載内容は2017年05月号の取材・発刊時のものです。


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