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カテゴリ:読書

ベストセラーや注目の話題作を天晴本舗編集室スタッフが読み、率直な感想を書きたいように書いてみました。なので時に、辛口コメントが混じったりしちゃうかも!? 月間ランキング ベスト10の中から選んだ本と新刊、勝木書店のスタッフが教える“実は売れている本” の計6冊を毎月ご紹介します。

週間ランキング
(2月20日~2月27日勝木書店調べ)

1位 あの日
2位 おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本
3位 天才
4位 異類婚姻譚
5位 君の膵臓をたべたい
6位 羊と鋼の森
7位 ハーバードでいちばん人気の国・日本
8位 幕末・維新人物伝 由利公正
9位 火花
10位 嫌われる勇気
    -自己啓発の源流「アドラー」の教え-

【ベスト4位】
異類婚姻譚
本谷 有希子 著
講談社
¥1,404(税込)

芥川賞受賞作ということで、期待しつつ読んでみました。が、ごめんなさい…私には何が言いたいのか、さっぱり解りませんでした。結婚していれば、何か解る部分があったのかもしれませんが。テレビ番組の『世にも奇妙な物語』でドラマになりそうな気持ち悪さがあります。似てくる夫婦ってこんな感じなのかもしれません。あと、同じペットを飼う身としましては、山に捨てるというのはいただけませんでした。

【ベスト7位】
ハーバードで
いちばん人気の国・日本
佐藤 智恵 著
PHP新書
¥864(税込)

世界で人気の国、日本。海外へ行ったことのある人なら、これは誰でも思ったはず。街は清潔でゴミが落ちているようなこともなく、置き引きされる不安もなく、治安がいい。住んでいる人も親切。日本に住んでいると当たり前のことが世界では珍しい。そんなことをビジネスの面から解説しています。わずか7分で清掃を終える「新幹線お掃除劇場」やトヨタ自動車の「カイゼン」の精神。ANAのグローバル戦略や六本木ヒルズの最上階に美術館がある理由。どれも論理的に分析され、興味深いものばかりでした。

【新 刊】
超訳 ニーチェの言葉
エッセンシャル版
フリードリヒ・ニーチェ 著
白取 春彦 訳
ディスカヴァー21
¥1,080(税込)

ニーチェといいますと、「神は死んだ」という言葉の印象が強く、正直どんな思想の持ち主だったのか、他にどんな言葉を残したのかまったく知りませんでした。じゃあ、軽く触れてみよう!
内容としては、現実世界を生きやすくするための思想のあり方が連ねられています。一ページごとに簡潔なタイトルと短文という構成のため、読みたいところだけを読むことができます。わかりやすさを優先する”超訳”のため、日本語の意味の読み取りには苦労しませんでした。前向きかつ現実的な言葉が多いので、私は概ね好意的に思っています。ただ、ニーチェの著作の中からいいところを抽出してきたようにも見えますので、この本を読んだからといってニーチェの思想がわかったとは言えないですね。

【新 刊】
すごい家事
殿村 美樹 著
株式会社ワニブックス
¥1,404(税込)

著者は、テレビでもおなじみの家事えもん。掃除、洗濯、炊事の時間を短くするためのコツを教えてくれています。ただテクニックを伝授するだけではなく、根拠も科学的に説明してあるので納得できますし、とても実用的。おススメ洗剤やおすすめ柔軟剤なども紹介してくれていて、手に入れなければ!と思った商品がたくさんありました。おそらく紹介されている商品のほとんどは東急ハンズにあると思われますが、福井に東急ハンズがないため、都会へのジェラシーも感じます。なので、その分星は少なめです。

【新 刊】
結局、「すぐやる人」が
すべてを手に入れる
藤由 達藏 著
青春出版社
¥1,404税込)

まずは動く!ということを習慣化するための「10秒」というコマ数が、とっても重要だと本書では語られています。自分を巧みに操る10秒使いのコツとマインドで、行動力をあげてすべてを手に入れようといった内容です。ただ闇雲に動けばいいというわけではなくて、どうせ動くならチャンスを手に入れるよう!そのために10秒で判断する力を身につけよう!行動力をあげるために「気分」と「視座」を変えてみよう!とドンドンとテンションと共に刷り込まれていきます(悪い意味ではありません)。私自身、「視座の転換」が課題だと認識していたので、10秒チェンジを取り入れてみようと思いました。

読書好きにおススメ!
勝木書店のスタッフが教える
“この本実は、売れています!”

また、同じ夢を見ていた
住野 よる 著
双葉社
¥1,512(税込)

主人公の「自分はかしこい」という小学生の少女が、学校で出されたテーマ【幸せとは?】という問いについて答えを出す中、周囲の人たちとの関わりを通して成長していく物語。主人公の少女の成長とともに、私も『幸せとは?』『人生とは?』と、深く考えさせられました。まるでジブリ映画を観ているような、不思議で色合い深いファンタジーに想像力が鍛えられ、読書が楽しくなる一冊です。

勝木書店さん、天晴本舗編集室おすすめの6冊ご紹介。


掲載内容は2016年03月号の取材・発刊時のものです。


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