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企業探偵


福井県内の優れたあの会社を、調査するこの企画。

企業ファイルNo.6

黒龍酒造株式会社


福井県吉田郡永平寺町にある黒龍酒造株式会社では、次世代に日本酒の美味しさを伝えるために、2017年6月から九頭龍ブランドのコンセプトカー「九頭龍ワゴン」を運用し、全国でも珍しい移動販売車での地酒販売に挑戦しています。その背景を調査してきました!


■まず、黒龍酒造株式会社ってどんな企業なの?

掲載内容は2018年03月号の取材・発刊時のものです。


(HTML5 版)


黒龍酒造株式会社

黒龍酒造株式会社は、文化元年(1804年)に創業し、2018年で創業214年を迎える老舗酒蔵です。「黒龍」という名前は、蔵がある永平寺町松岡春日の近くを流れる九頭竜川の古名「黒龍川」(クツレウガワ)に由来しています。


■黒龍酒造のブランドストーリー

黒龍酒造株式会社


黒龍酒造が造る「黒龍」「九頭龍」ブランドは、白山山系を水源とする地下水と、福井県大野市産五百万石や兵庫県東条地区産山田錦などの、こだわりの酒造好適米により造り出された最高級の日本酒です。その澄みきった香りとふくらみのある味わいは、幅広い世代から人気を博しています。1950年には全国に先駆けて大吟醸酒を市販化し、2004年には燗専用の大吟醸酒を発売。燗酒文化の啓蒙にも取り組むなど、日本酒の新しい楽しみ方の提案にも力を入れています。


■「九頭龍」ブランドの歴史

九頭龍ブランド - 黒龍酒造株式会社


「九頭龍」ブランドは今から50年以上前に、「黒龍」ブランドの姉妹品として登場しました。当時はブランドとしての定着はありませんでしたが、2004年の創業200年の節目に、燗酒にして美味しい大吟醸酒「九頭龍 大吟醸燗酒」(現在は「九頭龍 大吟醸」)を発売し、再び世に送り出されることとなりました。以降、燗専用の銘柄として認知されてきましたが、2015年に商品構成をリニューアルし、あらゆる温度帯で楽しめるブランドとして展開しています。


サケキャリー - 黒龍酒造株式会社

小瓶商品専用化粧箱「サケキャリー」

ちょっとした手土産や結婚式の引出物などに気軽に日本酒をお使い頂きたいと、「九頭龍 純米」「黒龍 吟のとびら」などの150ml商品を、2本セットでスタイリッシュに持ち運べる小瓶専用の化粧箱「サケキャリー」を企画。2017年4月に発売し、様々な贈答シーンで活躍しています。


黒龍酒造株式会社
九頭龍ワゴン - 黒龍酒造株式会社

2017年6月より、黒龍酒造株式会社は「九頭龍」ブランドの発信を強化すべく、配達に使用していたワゴン車を改造し、移動販売車「九頭龍ワゴン」として、県内各地の様々なイベントへ出店しています。
車体の海老茶色は「九頭龍」ブランドのイメージカラーであり、ブランドおすすめの飲み方である燗酒のあたたかみが表現されています。
九頭龍の通年商品(「大吟醸」「純米」「逸品」)の他、夏季限定の「純米夏しぼり」や、炭酸飲料で日本酒を割ったカクテルも味わえるので、若い世代の方にも好評です。酒粕で育った「吟醸豚」のソーセージや、熟成酒粕のアイスキャンデーなどのフードメニューもあります。

【イベントで提供されるドリンクメニュー】
・九頭龍 大吟醸   HOT/COLD
・九頭龍 純米    HOT/COLD
・九頭龍 逸品    HOT/COLD
・九頭龍 純米夏しぼり COLD
・九頭龍 逸品 × ジンジャーエール
※フードメニューもあります


■九頭龍ブランドの魅力をダイレクトに発信!

九頭龍ワゴン - 黒龍酒造株式会社


Q.九頭龍ワゴンはどんな車で、どんなことができるんですか?

A.九頭龍ワゴンは日本酒の魅力を伝える移動販売車です。福井県内を中心とした様々なイベントに出店しています。ワンコイン以下で手軽に日本酒が楽しめるとあって、20代の若者や女性などの新たな客層に、カジュアルに日本酒の美味しさを伝えています。試飲できる日本酒は、日々の語らいの場に最適な「九頭龍」ブランドです。

Q.なぜそのような取り組みを始めたのですか?

A.人々が多く集まる場所に出向くことで、まだ「九頭龍」をご存知でない方や日本酒自体に馴染みの無い方に、蔵元の想いや美味しさをダイレクトにお伝えして、日本酒と新しい人との出会いを広げたいからです。

たくさん想いをのせて旅する九頭龍ワゴンは、次世代に日本酒の美味しさを存分にPRできるコンセプトカーなんですね。


■ありがとうプロジェクト、活動から5年の節目

ありがとうプロジェクト - 黒龍酒造株式会社


黒龍酒造株式会社が2013年5月から始めた「ありがとうプロジェクト」が、2018年5月に節目の5年目を迎えます。
ありがとうプロジェクトとは、福井の若者に米づくりや酒づくりを体験してもらい、人と人との絆の大切さやふるさと福井の魅力を感じながらつくったお酒を、大切な方に「ありがとう」の気持ちを込めてプレゼントするという企画です。これまで通算100名以上が、田植え・稲刈り・見学会・勉強会・贈呈式など、1年におよぶ日本酒づくりを体験してきました。


ありがとうプロジェクト - 黒龍酒造株式会社

始まりは、父の日でした

「ありがとうプロジェクト」は、はじめ父の日に向けた企画としてスタートしましたが、恩師や先輩など、父親以外にも渡したいという声が上がり、全ての人に感謝を伝える企画に方向を修正。電話やメールなど、相手の顔を見ず簡単に「ありがとう」と言える時代になったからこそ、自分のつくったお酒を直接手渡しすることで、感謝の心をきちんと伝えられると支持を集めました。


ありがとうプロジェクト - 黒龍酒造株式会社

「ありがとうプロジェクト」は、若者が実際にお米から日本酒をつくることで、日本酒との出会いを思い出深いものにし、日本酒離れに歯止めをかけたいという願いが込められています。プロジェクトは5年の節目を迎えていったん停止しますが、プロジェクトの第二幕を検討しているそうです。


黒龍酒造では若い力を求めています

黒龍酒造株式会社では、日本酒と出会うきっかけをつくる企画に、若い社員が中心となって取り組んでいます。黒龍酒造という日本有数の酒造メーカーで、いつの時代にも、誰にも真似することのできないオンリーワンの酒造りを目指し、日々、活動範囲を広げています。「九頭龍ワゴン」や「ありがとうプロジェクト」もその一環で、若い社員たちがアイデアを出し合い、実現しています。

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経営企画部

お話を聞いたのはこの人

黒龍酒造株式会社
経営企画部 髙松 雄平さん

私は九頭龍ワゴンに乗り、各地で開催される様々なイベントに参加しています。今一番力を入れているお酒は「九頭龍 大吟醸」です。大吟醸酒は冷やして飲むことが多いですが、“温めて美味しい”がコンセプトの新しい大吟醸酒です。ぬるめのお燗で上品に優しく仕上り、心も体もあたたまるお酒です。飲まれた方は皆、驚いた顔をされた後にっこり微笑み、もう一杯おかわりをしてくださいます。
多くの方が集まる場所に出向き、日々家庭での語らいや、もてなしの場に寄り添う「九頭龍」の魅力を、これからもダイレクトに発信していきたいです。


●●●まとめ●●●

黒龍酒造株式会社は、ゼロ杯を一杯にという目標のもと、「日本酒に馴染みのない人にも酒の良さを知ってもらう」「日本酒の楽しみ方をもっと伝える」ために、若い力を取り入れながら、次世代に日本酒の美味しさを伝える“挑戦型”の企業でした。


<会社概要>

黒龍酒造株式会社(兼定島酒造りの里)

黒龍酒造株式会社
事業内容/ 清酒「黒龍」「九頭龍」の製造、販売
所在地/ (本社)福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
    (兼定島酒造りの里)福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島11-58
電話番号/ 0776-61-6110
黒龍酒造株式会社黒龍酒造株式会社

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2015年5月 福井の手土産バイブル Part4 ~あの人にも、自分にも買って嬉しい~

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